今日も生きてる

四十にして惑いまくりの日々つれづれ

8月18日

転職した会社を半年満たずに退職することになるとは、春先の私は考えもしていなかったなあ。いまならば自分をごまかさずに言える(いい加減ごちゃごちゃと御託を並べた屁理屈で納得しようとする癖をやめたい)けど、前職を逃げるために決めた仕事だった。高みを目指そうと思ってなくて、ただ生活のことだけを考えた転職だった。仕事の内容を、キャリアに照らしたり、本当にやりたいことなのか自問自答しつくしたり、自分の能力に見合っているのか想像したりしなかった。本当にバカな転職だった。自分の能力とか、適性とかと直面せざるを得なくて、目をそらしていた現実と取っ組み合って、苦しかったけど、お得意の天邪鬼も変なプライドも一緒に意気消沈してくれたおかげで、わたしのまわりには親身になってくれる人しかいなかった事実と、自信がないことを責任を逃れるための言い訳にしているみっともない心根に気づくことができた。

何かよくわからないけれども、次の仕事も首尾よく決まったから、すなおに、誠実に、面白がって、そんな自分を労わりながらやっていこうと思っている。